【LT勉強会】みんなで語るAI活用勉強会#2 開催しました!

みなさんこんにちは!
エンジニアサードプレイス【ORION】イベント運営サポーターのうまうまです。

本記事は、2025.12.4(木)に開催したテーマ型LT会の振り返り&資料録です。
前回の「みんなで語るAI勉強会」が盛況でしたので、同じテーマで募集したところ今回もたくさんの方にご参加いただきました。

会場はAI人材(AIエンジニア/AXコンサル)専用のコワーキングスペース「NeuroHub」さま(渋谷協和ビル10F)にご提供いただき、渋谷109と同じ目線(?)の高さでAIについてワイワイ語りました。
年末の気配迫るなか、楽しいお時間をありがとうございました!!

次回のLT会は2月の予定です。
定期的に開催しているLT会ですが、登壇者は有志の方を募っていますので、いつでもお気軽にご参加ください。
「こんなテーマでLTやりたい!」などの提案も随時募集しています!
登壇しようか悩んでいる方も気軽に運営の方にお声掛けいただければテーマや資料作成の相談なども大歓迎です!
ORIONの活動に興味がある方は是非Discordに参加お願いします!


目次

LT会・会場の様子

ガラス張りの開放的なスペース 交流時間は席を立ちワイワイもぐもぐ
人より大きい大型スクリーン より大きい渋谷のデカ看板
渋谷の街並みより煌々と輝く、輝度高めの大型スクリーン
LTに聞き入るみなさんと年末を感じるイベント告知

LTレポート

VS Code(GitHubCopilot)でオススメのMCPサーバーと拡張機能 – オクトゥムさん

VS_Code_GitHubCopilot_で_オススメの_MCPサーバーと_拡張機能

 

「猫とゲームを愛するエンジニア」「普段はゲーム7割」という自己紹介からお話し頂いたオクトゥムさん。

AIを活用し切れていない人が周囲にいる
=MCPサーバーを紹介しよう、とのモチベからスタートしたとのこと。「MCPサーバーとは、ツールとその説明をAIに渡すことで動かしてもらうシステムです!」という初歩から、実務で役に立ったMCPサーバーやVS Codeの拡張機能をご紹介いただきました。

Amazon QからObsibianまで、聞いたことあるかも…といったツールや知らなかったツールをどんどこ説明してくださいました。色々触る中で、オクトゥムさん自身はLinearがお気に入りとのこと。

「コンテキストスイッチ」を減らそう

サーバーを立てる=ハードルが高いのでは?と問われると、「コンテキストスイッチ」というワードが飛び出しました。(今回のLT全体のキーワードかもしれません)

「これをやる時にはこっちを使う、とタスクごとに利用するものを変えると、どこで/何を/どこまでしている、を理解するための工数が増えますから。VSコードでまとめてできるといいですよね」

AIを使うときの画面切り替えが嫌で、ユーティリティツールを開発してたら、思ったより良くて、グローバルtoCプロダクトを開発している話 – 奥脇真人さん

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最初は自分のためだけの開発のつもりだったんです」との語り出しは奥脇真人さん。資料のあちこちに登場するイケてるイルカがその成果物とのことです。

AIツールを使う時の苦痛について
「画面を何度も切り替える」「ちょっと調べる」といったコストを大変大きいと感じていた奥脇さん。
自分のための開発だからと「macOSで動く、画面に常駐してて可愛くて高速で、プロンプト打たなくて良くて、図解も読めて画像も動画も作れてターミナル起動できて・・・」と、欲しい機能を全部盛ってみた「フルスクリーンAIアシスタント」を駆動開発。
別件のクライアントの前で使っていた時にリアクションを受けたことで「あれ、需要がある?」と認識したとのこと。
幅広い機能がワンアクションで実行できるよう実装されており、使ってみたくなる・・・!

海外は国内よりAIツールの受け入れ素地があるのでは
世界中のプロダクトがランキングを競う「プロダクトハント」での周知広報と展開を同時に狙うことにした奥脇さん。他にもAI駆動開発で個人向けツールを作成・提出しているとのこと。「グローバルを攻めるにあたり、孤軍奮闘は難易度が高い。プロダクトハントで応援しあいましょう!」

マクロで捉える2025年AI駆動開発の歩みと、エンジニア組織のAI推進 – 福田龍 さん

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9月のLT会では、オクトゥムさんの問題意識とも重なる「チームみんなでAIを勉強することについて」をテーマに登壇いただいた福田龍さん。

激動のトレンドは線で捉えよう!
AIを本格的に利用するようになったのは今年からという方も実は多いのではないでしょうか(私です)。そんな激動の2025年、Quiitaの記事やGoogle Trendを読み解き、この1年間のAI界における話題の推移を紹介してくださいました。

AIの性能向上により今年前半に台頭した「バイブコーディング」は今や通用しなくなってきており、コンテキストコーディングへの転換が進んでいるとのこと。

リーダーだけでなくチームで最新技術を標準化する
「ガチガチにフローを決めてリーダーを一人置けば、あとは地頭がいい素人でも回るんじゃないかと最近思うんです」
自虐心がややくすぐられるこちらのコメントを受けて、福田さんの応答は「とりあえずパッと動くもの、ならビジネスメンバーで行けそう。でも保守性考えて数年持つものはやっぱりエンジニアが優位じゃないかと。Aiに食わせるべきコンテキストの勘所は、現時点ではエンジニアの経験、エッジケースから、渡すものの検討をつける。AIがなんでもできるが故に」なるほど・・・出力任せにせず、舵取りできるエンジニアになるぞ、と思いました。

みじかなところで使われているAI技術を使ってみた -Ken Shimizuさん

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ORIONのLT会やイベント常連のKen Shimizuさん。「電子工作」をテーマとしたORIONの子会のメンバーでもあります。

みじかなところで使われているAI技術
福田さんのLTを受けて「確かに身の回りにも生成AIプロダクトは増えたよなあ」と思い返したこのテーマ、なんと生成Aiではなく広義のAI(人工知能)でした。
「WKS、言葉で起動するAIです。Hey SiriとかAlexaとか」

マイコンとAIの可能性をもっと知りたくなった
開発と普段の業務は全く関係のない分野ということで、自宅で開発環境をセッティングしているとのこと。会場へは実際にマイコン持ち込みで、開発したWKSプログラムによる音声入力を披露いただきました。

・・・しかし反応は鈍い?と思ったところで「これ、英語ネイティブの音声データを使って教育とテストをしちゃったんですよね。私の発音が悪くて反応してくれない」「安易にネットのデータは使わず、きちんと自分でデータは用意しましょう」とのオチ付きでした。でも上手くいかない時の原因分析って大事ですよね(私は問題の切り分けが苦手です)。

「昨日、ブチ切れて上司に退職の意志を告げました。今後の開発はアクセラレートするでしょう。次回乞うご期待」と衝撃の報告で、本日の大締めとなりました(その後の交流会は転職トークや仕事のやりがいについても盛り上がりました)。


さいごに

エンジニアコミュニティORION 今回のLT会参加者の集合写真です。

イベントを主催しているエンジニアコミュニティ【ORION】は、エンジニアのサードプレイスを目指して「仕事」「学び」「遊び」の観点からエンジニア同士が交流できる場を作っているコミュニティです。

今回のようなLT交流会だけではなく、ボードゲーム会やBBQ等の遊びメインのイベントも企画しています。
興味を持った方はお気軽にご参加ください!
オンライン上ではDiscordで交流しています。イベント情報の共有や雑談、読んだ本の共有など、是非こちらもご活用ください!

▲ORION Discord▲

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くうねるあそぶ

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