登壇初心者向けエンジニアLT会#2 開催しました!!

皆さんこんにちは!エンジニアサードプレイス【ORION】運営メンバーのぼのぼのです。
まだまだ暑い日が続きますが、熱中症や夏バテには十二分にご注意くださいね。

2025年8月28日(木)、御茶ノ水にて 「登壇初心者向けエンジニアLT会 #2」 を開催しました!
今回のLT会は、「LTをやってみたいけど勇気が出ない」「まだ登壇経験が少なくて不安…」というエンジニアの皆さんを応援する企画の第2回になります。

発表テーマは技術だけでなく、キャリアや趣味など幅広くOK。懇親会も含めてアットホームな雰囲気の中で開催されました。

目次

LT会や交流会の様子

会場内はお酒とソフトドリンクを用意
初心者LT会の心得を説明!
皆さん真剣に聞いています。
発表者には拍手喝采!

LT会のレポート

おつ さん – 「新卒社員なつき度あげをやってみた」

SEとして、マネジメントの方面でも活躍しているおつさん。

新卒社員と早く馴染み、周囲とも良い関係を築けるようにするにはどうしたらいいのか?
その“なつき度”をどうやって高められるかという、ユニークかつ身近なテーマでの発表でした。

おつさんは、先輩社員として新卒とどう関わるのかを日々試行錯誤してきた経験を、軽妙なトーンでシェア。
ちょっとした雑談や相談に乗るタイミング、話しかけやすい雰囲気づくりなど、普段は意識しづらい小さな行動が実は大きな効果を生むことを伝えてくれました。

会場では「確かに、こういう積み重ねが大事だよね」と共感の声が多く聞かれ、笑いと頷きが絶えないLTとなりました。

florets さん – 「人工知能はクロスジョインでできている」

お次は前回のLT会にも参加いただいたfloretsさん。

AIというと難しいイメージが先行しがちですが、floretsさんは「クロスジョイン」というDB用語をうまく比喩に使って説明。
組み合わせが無限に広がるクロスジョインの性質をもとに、AIがどのように知識を生成していくのかをシンプルに表現しました。

初めてAIを学ぶ人にも、すでに知識がある人にも伝わるように、専門的な話を噛み砕いて紹介する姿勢はとても印象的でした!
「難しいことを分かりやすく語る」というLTの醍醐味が存分に詰まった発表で、参加者からは「もっと詳しく聞きたい!」と質問も飛び交いました。

JiNCHi さん – 「非営利組織に転生したエンジニアの末路」

エンジニアとして、営利企業から非営利企業へジョブチェンジしたJiNCHiさん。

「転生」という言葉のユーモアを交えつつ、エンジニアとしてのキャリアを営利企業から非営利組織へと切り替えた実体験を共有してくださいました。

給与や待遇だけを基準に働き方を選ぶのではなく、「社会のために働く」という視点を持ったときに見える景色はどう変わるのか。
具体的なエピソードを交えながら、「働きがい」「やりがい」「限界」などリアルな声を率直に語ってくれたのが印象的でした。

聴講者の中には、自身のキャリア選択に悩んでいる方も多く、「こういう働き方もあるんだ」と新しい選択肢を知るきっかけになったようです。
笑いと共感を交えながらも、深く考えさせられるLTでした。

ふぁんた@限界エンジニア さん – 「社畜AI」

お次はAIをゴリゴリと現場でも活用しているというふぁんたさん。

タイトルからしてインパクト抜群のこの発表。
「社畜AI」では、日々の業務に潜む“いらん雑務”を徹底的に洗い出し、「これ全部AIに任せたら楽になるのでは?」という発想から生まれたユーモアあふれる発表でした。

勤怠管理の提出、再発防止案の作成、飲み会の誘いへの返答、さらには終わらない雑談まで──誰もが心当たりのある“社畜あるある”を題材に、チャットの返事を自動生成して返答してくれるAIエージェントを紹介。実際のデモやスライドを交えた説明に、会場からは笑いと共感の声が上がりました。

一枚ずつめくる形式のスライドも特徴的で、まるでコントを見ているような軽快さがありました。
「こんなAI欲しい!」「実際に使ってみたい!」といった反応も飛び出すなど、ユーモアと技術を絶妙に組み合わせた、会場全体を巻き込む楽しいLTでした。

YosukeUeda さん – 「誰でもいい感じに弾けるピアノを作ってみた」

お次はフリーランスエンジニアのYosukeUedaさん。

音楽とテクノロジーを組み合わせた、遊び心あふれる発表でした。
「楽器は難しい」という常識を覆し、プログラムの力で“誰でもそれっぽく演奏できる”ピアノを実現。

コード進行といった音楽理論の説明から、実際にどのように音が補正され、どうすれば「いい感じの演奏」に聞こえるのか、その仕組みをデモやスライドを交えて紹介。
キーボードの実機も持参いただいており、LT会後の懇親会では参加者の皆さんが興味津々で実際のデモ機を触っていました!

技術的な工夫はもちろん、「音楽をもっと身近に、もっと楽しく」という発想そのものに強く惹かれるLTで、会場全体をワクワクさせていました。

Ken Shimizu さん – 「Raspberry Pi AI カメラを使ってメカナムドライブ」

ラストを飾るのはORIONの常連でもあるKen Shimizuさん。

今回の発表では、Raspberry PiとAIカメラを組み合わせたロボット制御の実践的なチャレンジを披露してくださいました。

特に印象的だったのは、発表に込められた背景ストーリー。下流工程のエンジニアはアジャイルを積極的に取り入れていた一方で、いわゆる“上流工程の民”たちは消極的。そんな現状に一石を投じるべく、「その地位を奪ってやる!」という熱い想い(と皮肉)を込めて、この開発に取り組んでいるとのことでした。

技術的な工夫とともに、挑戦の動機そのものが強いメッセージ性を帯びており、会場からは笑いと共感の声が。単なるロボット開発の紹介に留まらず、「エンジニアとしてどう働くか」というテーマにも触れる、深みのあるLTでした。


さいごに

イベントを主催したエンジニアコミュニティ「ORION」は、エンジニアのサードプレイスを目指して「仕事」「学び」「遊び」の観点からエンジニア同士が交流できる場を作っているコミュニティです。

今回のようなLT交流会だけじゃなく、ボードゲーム会やBBQ等の楽しみの場もご用意しているので是非お気軽にご参加ください。また、オンライン上ではDiscordで交流しているので是非こちらもご参加ください。

▲ORION Discord▲

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この記事を書いた人

独立系SIer▶︎音楽系事業会社のクラウドエンジニア▶︎データ分析・AIプロダクト事業会社のSRE。

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