【LT会】みんなで語るAI活用勉強会を開催しました!!

皆さんこんにちは!エンジニアサードプレイス【ORION】運営メンバーのぼのぼのです。

すっかり生成AIが業務や生活に欠かせないものとなってきた中ですが、今回は「現場のエンジニアが実際にどう使っているか」に焦点を当てたLT会を開催しました!

2025年11月13日(木)、渋谷フクラス16階のGMO Yours・フクラス(GMO天秤AI株式会社様より会場提供)にて 「みんなで語るAI活用勉強会」 を開催しました!

本会はORIONに加え、ONE WEDGE、ITESとの共催。LT登壇に加え、懇親会での交流を通じて、参加者同士がAIの成功談や失敗談、苦労談を共有しあい、「AIを使う仲間」との交流を目的とした熱量高いイベントとなりました!

「AIを触っているけど、使い方が合っているか不安」「他社の活用事例を知りたい」という多くのエンジニアやクリエイターが集い、終始活発な議論が交わされました。

目次

LT会・交流会の様子

LT開始前のグループワークでは、参加者それぞれの「マイAI活用法」を共有
LT会が始まると、みなさん真剣な表情で聞いていました!
LT後は懇親会。みんなで乾杯!
ピザを食べつつ、皆さん楽しく交流していました♪

LTレポート

生成AIの動作を理解しよう!chatGPTもどきを作ってみた話 – 角田 智寛さん

2025年11月13日LT資料

トップバッターは、フリーランスエンジニアの角田さん。多岐にわたる経験を持つ角田さんは、「生成AIの仕組みを理解することの重要性」をテーマにLTを展開しました。

AIを過信せず、精度の高い指示を出し、応用までできるようにするためには、仕組みの理解が不可欠と強調。特に、「生成AIは単語を予測するプロである」という本質を、実際に作成した「ChatGPTもどきモデル」のデモを通じて実践的に解説してくださいました。

角田さんのメッセージは、「AIに全てを頼るのではなく、仕組みを理解して正しく使えるようにしよう!」。まずは「なぜAIを使うのか」を明確化することの重要性を改めて提示し、参加者のAIリテラシー向上に貢献する学びの多い発表でした。

GMOインターネットグループ流の生成AI活用術 – 八ヶ代さん

GMO八ケ代さん

お次はGMO天秤AI株式会社の八ヶ代さん。生成AI使用率90%を超える同グループが推進する「サイバーセキュリティ×AI」の取り組みや、社内ナレッジ共有ポータルの運営など、大規模組織における最先端のAI活用術を共有くださいました。

発表の核となったのは、「深津式プロンプト」の4つのカテゴリー(命令、制約、入力、出力)の解説と、その重要性について。

八ヶ代さんは、「最新のAIは『察する力』が高い」ため、アイデア出しなどはざっくりとしたプロンプトで事足りるとしながらも、「自分の意思に合った高品質なアウトプット」を業務やビジネスで求めるなら、やはりプロンプトの設計が極めて重要だと強調。まとめられた「賢いAIに、賢い指示を!」という言葉は、参加者の胸に深く刺さりました。

テック記事ライターを作ってみた件について – オクトゥムさん

オクトゥムさん

続いて登壇したのは、猫とゲームを愛するエンジニアのオクトゥムさん。「テックブログを書きたいけど余裕がない人」をターゲットに、Qiita記事などを自分の言葉で書けるAIライターを開発した事例を紹介くださいました。

活用したのは、AIを活用したSDDを実現するためのOSSツールキット「SpeckKit」。システム情報や設計書、ソースコードなどのさまざまな要素をPlanプロンプトに渡して結果を出力するフローを応用し、テック記事作成フローをAIに任せるという斬新なアプローチです。

このツール作成体験からGitHub Copilotの中身を推察する視点も示され、単なるAI利用ではなく、「AIの仕組みをハックして自分のツールを作る」というエンジニアらしい発想に、会場からは大きな関心の声が上がりました。

ずっとPMだった私がAIと出会って考えるようになった未来 – ケイダさん

DXHR-啓田さん

ラストを飾るのは、DXHR株式会社のケイダさん。AI導入支援や人材育成を展開するPMの視点から、AI時代にエンジニアに求められる変化について深く掘り下げていただきました。

ケイダさんは、10年ぶりの開発をAIで行い、スケジュールアドバイスアプリのCLI版をわずか10分で作成した実体験をシェア。「開発作業は劇的に簡単になったが、注意することも多い」という気づきを提示。

そして、「人月ベースの見積もりが成り立たなくなる」「AI前提の案件が増加」といった、今後の市場の変化を予測。これからのエンジニアには、最新技術を追いかける力に加え、「AI活用基盤エンジニア」や「ヒューマンインターフェースエンジニア」といったハイブリッドな人材が求められると力説しました。

さいごに

イベントを主催しているエンジニアコミュニティ【ORION】は、エンジニアのサードプレイスを目指して「仕事」「学び」「遊び」の観点からエンジニア同士が交流できる場を作っているコミュニティです。

今回のようなLT交流会だけではなく、ボードゲーム会やBBQ等の遊びメインのイベントも企画しています。
興味を持った方はお気軽にご参加ください!
オンライン上ではDiscordで交流しています。イベント情報の共有や雑談、読んだ本の共有など、是非こちらもご活用ください!

▲ORION Discord▲

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この記事を書いた人

独立系SIer▶︎音楽系事業会社のクラウドエンジニア▶︎データ分析・AIプロダクト事業会社のSRE。

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