
みなさんこんにちは!
エンジニアサードプレイス【ORION】イベント運営サポーターのうまうまです。
本記事は、2026.4.23(木)に開催したテーマ型LT会の振り返り&資料録です。
好評企画「みんなで語るAI勉強会」も第4回目になりました!年度始めのお忙しい月にお集まりいただきありがとうございます!
会場は今回もAI人材(AIエンジニア/AXコンサル)専用のコワーキングスペース「NeuroHub」さま(渋谷協和ビル10F)にご提供いただきました。
開放的な空間での楽しい時間をありがとうございました!!
次回のLT会は5月14日(木)の予定です。「AI × 副業」をテーマとした会になります!
実際にやっている副業、やりたい副業など、皆で話してみましょう!
定期的に開催しているLT会ですが、登壇者は有志の方を募っていますので、いつでもお気軽にご参加ください。
「こんなテーマでLTやりたい!」などの提案も随時募集しています!
登壇しようか悩んでいる方も気軽に運営の方にお声掛けいただければテーマや資料作成の相談なども大歓迎です!
ORIONの活動に興味がある方は是非Discordに参加お願いします!
LT会・会場の様子




LTレポート
AIの奴隷になったら、仕事が回り始めた話 – 荒居 憧哉さん
LT-—-AIの奴隷になったら、仕事が回り始めた話

公私共に活発に活動されているという荒居さんのLTからスタート。フリーランスSEとして多忙な日々を送りつつ、YouTubeやダンス、ブログなど複数の活動を中途半端に終えてしまう悩みがあったそうです。
AI活用の方法:1日のスケジュール管理
ClaudeとGoogleカレンダーを連携し、「最適なスケジュールを組んで」と依頼。提案された分刻みのスケジュールをリマインド通知化し、人間側の行動をコントロールすることで、締め切り前に余裕を持ってタスクを完了できるようになり、温めていたAI応答サービスの事業展開も効率的に進められているとのことです。
業務効率化に留まらない生活改善
通知に追われる生活はあくせくしそうにも思えますが、提案されたスケジュールは再調整を依頼したり、最初から自由時間も組み込んでもらうようにすることで、頭の切り替えや休憩・食事時間も確保できるようになり、健康面も改善したとのお話もあり、AIは公私を支えるパートナーとなっているそうです。子どもの頃に夢想した「自分の家にもドラえもんが来て欲しい」が、現実のものになりつつあるかもしれませんね。
AI議事録の開発で感じたユーザー目線のAIの精度を測る難しさ – 髙山 雄貴さん
LT_260423_みんなで語るAI活用勉強会_ytakayama

続いては、エンジニアとして議事録や要約機能を含むAIサービスの精度向上に取り組んでいる髙山さん。
AIの精度:定量評価が難しい
AIによる「文字起こし」「話者認識」「要約」などの多様な機能を用意するにあたり、調整にはユーザーのフィードバックを受けたいところ。しかし生成AIの特性上、正解データとの一致を確認するための生体データの用意はユーザーのハードルも高いとのこと。一般的に用いられる「誤り率」を基準とした精度評価を用いてみるものの、実際のユーザー体感的には誤り率よりも誤り箇所がどこであるかが重要であるなど、乖離があるようです。(固有名詞を間違えると困る、など)
「ユーザー目線の精度評価」で満足度向上を図りたい
多くの競合がいるツール開発で自社製品が選ばれるには、定性的な精度評価を重視する必要があるとの認識をお持ちの髙山さん。ユーザーの期待に応えるAIモデルの選定と調整のために、最新情報キャッチアップ&エンジニア積極採用中とのこと。「新しいモデルだったら基本精度は良いという思い込みのもと進めている会社もいるのではないか」とのご指摘は耳が痛かったです…!
開発からマネジメント、そしてマネジメントオフィスへ – もっくまさん

自社でアジャイル開発推進にも携わられているもっくまさんは、今回「生成AI × マネジメント」にまつわるテーマで登壇いただきました。
「つくる」が速くなった今、相対的に重要となること
もっくまさんは生成AIを活用した高スパンのリリースを喜ばしく思いつつ、その開発物について「使われているか」「顧客の課題を解決しているか」「解決する想定の課題は見通して作り始めたか」が答えられるか、つまりユーザー価値や課題解決の本質を重視する必要性を語りました。
高速開発が可能となったからこそ、「何を作るべきか」「作って価値があったか」を見据え、「これらをマネジメントできるか」が重要ではないか、との問いかけです。
「マネジメント」もAIエンジニアリングで実現
上記の問いかけを答えるのに必要なものとして挙げられたのは背景や状況、すなわちコンテキストでした。ターゲットユーザー属性やインタビュー結果、議事録など、会社に存在するすべてのコンテキストを踏まえてポートフォリオを設計・アクションやタスクに落とし込むことで、開発に留まらない業務がAIで補助できるとのお話に、ワクワクする未来が見えました。
CLIツールでの開発環境改善まとめ – 蓬莱 寿成さん
CLIツールでの開発環境-改善まとめ
最後は「今月の個人的に興味のあったニュースは54年ぶりの有人月周回」とお話された蓬莱さん。今回は「CLIツールによる開発環境の効率化」をテーマに登壇いただきました。
目指すのは「手間削減」「開発環境改善」「効率化」
冒頭「AI界隈は最新の技術やモデルの変化が早いため、構築した環境やツールが陳腐化しやすい状況がある」との提言にまず心当たりを感じました。新しいモデルや機能に追いつく努力を続け、変化に対応しながら継続していくモチベーション維持のためには、苦痛な部分を代替し継続性を高める工夫が必要とのこと。 具体的な取り組みとして、MCP活用による設計書管理やブランチ作成・チェック体制の自動化といった漏れ削減&時短の事例を示していただきました。
「課題への対処」と「発信」でモチベーション維持
今後は安全な環境で監視・影響範囲を限定しつつ複数タスクを並行して処理するなど、CLIツールの性能を最大限引き出すことで手間のかかる部分を任せたいとのお話でした。そのために「並行処理にはコンテナ環境を整備する必要がある」など、CLIツールの活用方法を多視点で整理する必要があるとのこと。 環境構築による効率化と精度向上を目指し、Qiitaなどでの情報発信も進めていきたいとのことで、今後の効率化にまつわる発信もぜひ伺って己の陳腐化を防ぎたいと感じました。
いつもタイムオーバー気味のLT会ですが、今回は少しだけ質問タイムも設けられて、登壇者以外の方も交えてさらにお話が深まっていました。
毎回挙手制の登壇のため、テーマは大枠しかありませんが、振り返ると今回のテーマは「管理」となったようです。
開発のスピード感というメリットを保ちつつ、価値をもたらすプロダクト作りになっているかの点検作業がAIエンジニアに求められているのかもしれません。
さいごに

イベントを主催しているエンジニアコミュニティ【ORION】は、エンジニアのサードプレイスを目指して「仕事」「学び」「遊び」の観点からエンジニア同士が交流できる場を作っているコミュニティです。
今回のようなLT交流会だけではなく、ボードゲーム会やBBQ等の遊びメインのイベントも企画しています。
興味を持った方はお気軽にご参加ください!
オンライン上ではDiscordで交流しています。イベント情報の共有や雑談、読んだ本の共有など、是非こちらもご活用ください!


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