皆さん、こんにちは!ORION運営手伝いに、前回より携わらせて頂いております、AYA(@0xxiorixx0)です。
今回は、初めてイベントレポートを書かせていただくことになりました。
拙いところだらけかと思いますが、楽しさが少しでも伝われば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
今回、ORIONとして3回目の関西イベントを開催しました🎉
会場は、LINEヤフー様の大阪オフィスのスペースをお借りし、MixLeap様と共催でエンジニアの皆さんと「生成AIを語らNight!」と題してAIに関するLT会&グループワークを実施しました!
イベントの様子や雰囲気について、ぜひチェックしてみてください。
LT会
すぐ真似できる! ChatGPT × ブラウザ自動化 – 塚前 侑稀(LINEヤフー株式会社)さん

今回のこの素敵な会場を貸して頂きましたLINEヤフー様で働く塚前さん。
2017年ヤフーに入社され、現在はAIまわりの開発に携わっていらっしゃるとのことです。
chatGPTを使いヤフートップで開発者モードを用いてseleniumのコードを生成させて実行させ、簡単に自動化を行う方法をレクチャー頂きました。
日々の業務で使えたら便利そうですね!
質問コーナーで話題に上がったブラウザVivaldiはこちらです!
https://vivaldi.com/ja/download/
前回のLT会で話題に上がった、Shakespeare (プログラミング言語)といい、今回のVivaldiといいエンジニアの皆さんは、ネーミングセンスがお洒落ですね👏
DifyでAIアプリ爆速開発 – タイガー(@koneko59)さん
Dify
バックエンドエンジニアの タイガーさん。
前回もLT頂いたタイガーさん、今回はノーコードでAIアプリ作成できるDifyについて登壇下さいました。
AIアプリを作成するにあたって、プロンプトやコードについての悩みは尽きないですね。
まず活用はじめとして、カスタマーサポート向AIチャットボットや社内FAQなどに活用できそうなDify。
私も触っていますが、デザイナー出身の私には、ゴリゴリコードを書かずに作成できるのでとても助かっています。UIも直感的で見やすいですね。
アップデートも頻繁にあり、自社サーバーでも使えますので、上手に活用していきたいですね。
「信頼できるLLMをどう作るか?」Synth LLM × LLM-as-a-Judge による構造的アプローチ— 出力のブレとハルシネーションを制御し、実務で使える生成AIへ
– Foxnote開発チーム _takino(@_takino)さん、ak__630(@ak__630)さん、tarahuku__(@tarahuku__)さん
Foxnote_LT_信頼できる生成AIをどう作るか
3名でのグループ発表のFoxnote開発チームの皆さんにご登壇頂きました。普段は、UXデザインで新規事業を支援されていて、UXデザインの核となる「顧客を知るプロセス」をいかに効率的にするかということでLLMを活用されているとのこと。大規模言語モデルは常に、ハルシネーションとの闘いですね。暴れ馬なLLMを正しく制御しないと、ユーザーの要望に応えることも難しくなってしまいます。Foxnote開発チームさんでは、SynthLLMで2つのアプローチをすることで、LLMの問題に構造的に対処していくとのこと。
今後の発展も、とてもたのしみですね!
エンジニアの市場価値はAIによってどう変わる? – 石井(@polaristone_ceo)さん
20250411_LT会登壇スライド-石井さん
4番目の登壇は、ORIONオーガナイザーの石井さんです。
数年前から、「AIでエンジニア要らなくなるのでは?」という話題が上がったりしていますが、その中でエンジニアはどう価値を見出していくのか、についてお話しいただきました。
1週間、初めての言語でAIも活用しつつ、開発をしてみたという石井さん(すごいですね…)
AIと人間では、得意なことが異なり、役割分担がある、とのこと。AIは、「うまい、早い、やすい」が得意だけど、人間は「感動を届ける、共感や創造性」が得意。
上手に共存していきたいですね!
MCP入門と便利なクライアント活用術〜CursorやDifyを例に〜 – 青山(@aorblue)(株式会社ACES)さん


ラストは、これもまた最近今AI界隈で話題のMCPについてお話しいただきました!
MCP(Model Context Protocol) は、AIと外部のデータやサービスをつなぐための共通ルールで、用いることによりAIがより多くのデータやサービスにアクセスできるようになります。MCサーバーを一回作れば、複数のアプリでツールとして再利用できるとのこと…便利ですね!
先ほどタイガーさんの発表にあったDifyとも連携できます。
今たくさんのMCPサーバーが出来つつあるとのことで、今後のAI開発に上手に活用していきたいですね。
グループワーク
今回はとても人数が多かったので、席移動はせず、テーブルごとにグループワークをしていただきました!
今回のトークテーマはこちらでした。
- 開発現場での生成AI活用事例
- AIの基本的な仕組み、理解してる?
印象的だったのは、「開発現場での生成AI活用事例」 というトークテーマ🎙
生成AIの現場での活用事例については、エンジニアだけの問題でなく社内での協力も必要で、特に非エンジニアの方にまずやってみてもらう、触れてもらったら活用の幅が広がっていくとのこと。
とにかくやってもらったら、非エンジニアの派遣さんがいまやデータ分析までできるようになったという意見が出ました。それはいいですね!
▼今回の会場はこんな素敵スペースでした!(写真NGの方がいたので雰囲気をお伝えします)▼


さいごに

前回もとても盛り上がりましたが、今回は今話題のAIということもあり、皆さんとても楽しそうにテーブルでお話しされているのが印象的でした。終わる時間になっても、なかなか皆さん話題が尽きず、運営側が焦ってしまうくらいでした💦
それぐらい楽しかったということですね!
イベントを主催したエンジニアコミュニティ「ORION」は、エンジニアのサードプレイスを目指して「仕事」「学び」「遊び」の観点からエンジニア同士が交流できる場を作っているコミュニティです。
今回のようなLT交流会だけじゃなく、ボードゲーム会やBBQ等の楽しみの場もご用意しているので是非お気軽にご参加ください。また、オンライン上ではDiscordで交流しているので是非こちらもご参加ください。

また、次回の関西支部開催は 2025年6月 を予定しています!
これまでORIONのイベントに参加したことがない関西の皆さんも、ぜひお気軽にご参加ください。
ORIONの関西開催に興味のある方やご質問がある方は、ぜひ運営、かほ(@kaho_eng)さんまでお気軽にお声掛けください😊
たくさんのご参加をお待ちしております!
▼connpassグループをぜひ登録してね▼

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